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2013年2月10日にTBS「夢の扉+」で放送されたりと、
年々知名度が上がっていく「無花粉スギ」。

 

もはや国民病とまで言われている花粉症の人には
革命とも言える無花粉スギの存在。

 

名前の通り花粉を殆ど出さない杉の木なのですが、
果たして素直に喜んでよいものなのでしょうか?

 

では、
ひとつずつ紐解いていってみましょう。

 

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無花粉スギは富山で発見され県内では植え替えられている
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無花粉スギは1992年に富山県のある神社で偶然発見され、
研究者によって、原木を元に品種改良を重ね、2008年に
優良な無花粉スギの生産技術を確立。

 

現在、無花粉スギ品種として認定されているのは、
「はるよこい」「立山杜の輝き」(富山)、「爽春」(日本製紙)、
「スギ三重不稔1号」(三重)の4種類が開発されました。

 

2009年からは、富山県ないで苗の大量生産が始まり、
2016年以降には各地に広まっていく予定だそうです。

 

無花粉スギは、花粉の出ない杉なのですから、
受粉などどうしているのかというと、
挿し木によって苗木を増殖していましたが、
こちらも光独立栄養培養技術により、従来の方法から、
100近く増殖することに成功して、今に至っています。

 

ですが、順調に行われても、無花粉スギに植え替えられるのは
数十年先になるようです。

 

花粉症で悩んでいる人には朗報な話であっても、
まだまだ先の話のようです。

 

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無花粉スギのメリットとデメリット
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・無花粉スギのメリット

 

無花粉スギのメリットは、言うまでもなく、
花粉症の人には毎年2月から出てくる杉の花粉に
悩まされることがなくなります。

 

花粉症に悩まなくなるということは、
体のことだけでなく、花粉症対策に費やしていた
費用や時間も必要なくなるということです。

 

・無花粉スギのデメリット

 

無花粉スギは突然変異によって発見されたもの。
雌花は正常に機能しているものの花粉を出す雄花が
その機能を失われたもの(つまり劣性遺伝子)を
人工的に開発してしまったもの。

 

今現在は良くても、その後どのように影響していくのか?
環境への影響、人体への影響など、過去の歴史のように、
発覚した時には遅かったりします。

 

安全性が確認されたとして、順調に植え替えられても、
数十年は掛かってしまうということ。

 

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無花粉スギの植え替えにはやっぱり反対です
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遺伝子組み換え食品や原子力発電なども同じですが、
無花粉スギの植え替えも同じようにメリットはあっても、
事が起きたら取り返せないほど大きなダメージを
受けてしまうんじゃないでしょうか?

 

このように感じてしまう人もいると思います。

 

花粉症の原因は杉もあるけど、工場の煙や車の排気ガスや
食生活なども影響しているとも言われますよね。

 

昔のほうが木だっていっぱいあったのに、どうして花粉症に
ならなかったの、など。

 

実は、杉の木は第二次世界大戦終戦以降各地の山に大量に植えられました。
元々はヒノキや松の木などもあったのですが、戦後の大量放火により、
焼け野原となった街には、家の建て替えなどで、大量の木が必要だったのです。

 

材料としてはヒノキやマツなども良い材料ですが、スギよりは年月が
かかってしまいます。

 

結果、成長の早い杉の木が切り倒された山に植え替えられ、現在に
至っているという状態なんですね。

 

だから、無花粉スギに植え替えられるのに時間がかかるんだったら、
もう一度、ヒノキやマツの木に植え替えてみるのだって
良いのではと思ったりもします。

 

当然、専門家の方たちは色々な観点から判断しての
ことだとは思いますが・・・

 

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まとめ
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いかがでしたか?
ただ反対するだけでは何にも変わらないと思います。

 

それでは、自分たちは何ができるのか?
食生活や生活リズムを改善してみたりとか、
環境汚染など、少しでも削減できるように
努力してみるとか。

 

専門家の方たちもみんな、より良い未来を作るために
一生懸命に研究、開発して下さっているものです。

 

課題はたくさんありますが、
自然とうまく付き合っていくにはどうしたらいいのか、
自分でも積極的に取り組んでいくのが良いと思います。

 

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